趣旨説明・セッション紹介・実行委員長挨拶
カウンセリングの立場での対話についてお話いただいたあとに、デモを行います。
その後、カウンセリングセッションの様子や1on1との違い、どういう風に取り入れられそうか、そういった話も実行委員長尾澤と対談し、深めていく時間にできればと思います。
ー重宗先生からのコメントー
1on1という1対1の対話が企業でもひろく行われ始めているということは、私たち心理職にとっては驚きのできごとでした。時間をかけてひとりの人と話をするという私たちのやり方は、利益と効率を追求する企業のやり方とはかけ離れていると考えていたからです。しかし、意味のある社会活動を行うためには、ひとりひとりの仕事への取り組みや考え方をことばにし、互いにわかり合い、そしてそれを深めていくことが必要で、それこそ人間らしいことなのだ、と企業で活躍する皆さんから教えていただきました。それをより充実させていくために、これまで対人心理支援の実践として心理療法に取り組んできた経験から、なにか役立つことをお伝えできたら、と考えています。
空き
誰もが自分らしく働ける職場にする、私にとって1on1はそのための対話の場のひとつです。
「本当はこうやりたい」というポジティブな本音を引き出し、それを現場の中で少しでも行動できるように環境を整える。自分のやりたいを応援してもらったメンバーは、他のメンバーの「やりたい」も応援する。そうしてチームに好循環の関係性が作られてきました。
そして何よりマネージャーである自分の「やりたい」が実現できる現場に近づけること。そのために必要なスキルとそこに至ったストーリーをお話しします。
あなたも「正しい1on1」から「自分らしい1on1」に。そんなリーダーを増やすために何ができるのか一緒に考えましょう
話を聴く側として重要なことの一つに自身の自己理解が挙げられます。
対話は相手だけでは成り立たないからです。
このセッションでは、カウンセリングの観点から対話を捉え、
後半は、私の悩みをみなさんに聴いて戴きながら、参加者ご自身の自己理解を深める
リアル1on1体験をしていただく予定です。
(特定の方ではなく、全員がその場で各々の方法でご参加いただけるワークショップです。)
キャリア=生き様。 人生をどう生きるか、という問題に対して一人ぼっちで挑むのはなかなかタフなものです。【対話】が持つ力はそんな場面でも大いに役立ちます。対話によってよりよい個人のキャリアを紡いでいく。「あるべき」の魔の手か逃れ、主体的で幸福な選択を続けていく。キャリア支援の観点から対話が持つ力についてお話します
組織やチームのパフォーマンスを劇的に高めたいと悩んでいるマネージャーやリーダーに向けたセッションです。
多くの1on1導入事例や1on1の本では、制度導入や1on1のやり方の解説となりますが、このセッションでは劇的なパフォーマンスを実現するための考え方を紹介します。
・1on1の目的
・1on1が求められた経緯
・知的労働とハイパフォーマー
・最高の報酬は最高の仕事
・会社ではなく、上司が嫌で転職
・心理的安全性
・失敗する3つの1on1導入
・心理的安全性への道のり
・ハイパーパフォーマンス1on1
・人々がドライブする問いかけ
・心が自由に働く、行き詰まりの技術
【あなたのエネルギーは今どのくらい残っていますか?】
日々様々なストレスがある中で、うまく付き合いながら、仕事で良いパフォーマンスを発揮するには、どうしたらいいのか。
メンバーへは、どう支援したらいいのだろうか。
日々の生活の中で、予防としてできることを考えてみませんか?
■こんな方へオススメ■
・ストレスは耐えるものだと思っている
・部下が忙しい業務で疲弊していたので、その業務からは外したのに、なかなか元気が戻らない。なんで?!
・なんとなく心配なメンバーがいるけど、どうしたらいいかわからない
・仕事のパフォーマンスとメンタルヘルスの関係を知りたい
フルリモート環境での工夫や失敗談などについてお話ししようと思います。見守ったり、伴走したりしながら、みんなで成長できる場をつくりたくて奮闘しています。
・そもそも1on1で組織課題が解決できるのか?
・どんなストーリーで1on1を広げ、巻き込み、活かし続けていくのか?
・自社のサービスやカルチャーに翻訳できているのか?
・ほかの施策との一貫性はあるのか?
このあたりを人事的観点でお話しする予定です
1on1を効果的に進めるためにコーチングのスキルは有効です。 しかしスキルを持っているからといって1on1がうまくいくとは限りません。 まだ1on1が職場に浸透する前から実践してきた経験から、コーチングのスキルがもたらす可能性、そして落とし穴など、生々しい体験談をベースに紹介します。
今回のカンファレンスの参加者なら「傾聴」という言葉は耳にされたことはあると思います。どのような意味かご存知でしょうか。傾聴は、単に「話をよく聞くこと」ではなく、人間関係を構築する上で大切な考え方であり、職場コミュニケーションを円滑にするための鍵だと私は考えています。働く人を支援する入門資格である産業カウンセラーを持つ立場から、改めて「傾聴とはなにか」を紐ときながら、社内での実践事例をお話しします。職場の上司・部下・同僚など、コミュニケーションをもっとうまくとりたい相手がいる方へのヒントとなれば幸いです。
いろんな問題(クイズ)を生徒役のスタッフが解いていきながら、 認知科学の観点でわかるとはどういうことか紐解いていく 自由に対話していくセッションです。 皆さんも一緒に解きながら聞いていただけたら幸いです。